相続する財産が少ないからと、自分が亡くなった後の遺言書を残しておかないことは、後の世代に精神的にも事務的にも負担をかけることになります。遺族は、長い闘病生活にしろいきなりの交通事故にしろ、故人の年齢に関係なく精神的に負担がかかり、亡き後は、気持ちが思いのほか沈んでいるものです。そこへまず、故人の葬儀があり、遠方の親戚や故人と交流があった方々に葬儀の知らせを出し、葬儀をあげます。

 

この間、遺族はばたばたと休む暇もなく、故人との別れを惜しむ暇もなく、悲しみがやってくる前に、故人を送り出すことになります。そして、故人が亡くなったことで、相続が開始するのですが、この時点で、遺族は疲れきっています。そんなときを考え、故人が財産の分与や相続の仕方を書きしるしておくと、遺族はとても有難いと感じます。ただ、遺言書には配慮が必要です。

 

いくら大人になっても同じ子供、誰か一人だけが多く財産をもらったり、理不尽だと子供達が思い合えば、兄弟間の亀裂が入りやすいのも遺産相続なのです。できるだけ、みなが気持ちよく納得して財産が分与されるよう、故人の愛情を感じられる遺言書を作成しておくと、亡くなった後も大切に思われ、兄弟仲良くしていけると思います。

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